今回は、日本にある「ビートルズの聖地」を厳選して5か所紹介します。
1966年に最初で最後の来日公演を行ったビートルズですが、日本との関係はそれだけではありません。
伝説のライブが行われた日本武道館や、メンバーが宿泊したホテルなど、今なお当時の足跡を感じられる場所が残されています。
さらに、ジョン・レノンはオノ・ヨーコとの結婚後もたびたび日本を訪れており、銀座や軽井沢などには家族と過ごしたゆかりの場所もあります。
ビートルズをリアルタイムで知る世代はもちろん、解散後に好きになった人でも楽しめる「日本のビートルズ聖地」を5か所巡っていきましょう。
※営業時間、定休日などは、各店舗の公式サイトで必ず最新情報をご確認ください。
1.日本武道館

引用:武道館公式HP
1つ目は、「日本武道館」です。
日本におけるビートルズの聖地と聞いて、まずここを思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。
1966年、ビートルズが最初で最後の来日公演を行った場所が日本武道館です。今では海外アーティストが武道館でライブをすることは珍しくありませんが、当時は「武道を行う神聖な場所でロックを演奏するのか」と反対の声もあったほど、衝撃的な出来事でした。そのため周辺では厳戒態勢が敷かれていたようです。
しかし結果的には、この公演をきっかけに武道館は音楽ライブの会場としても世界的に知られるようになります。現在「武道館公演」がアーティストにとって一つのステータスになっていることを考えると、ビートルズが日本の音楽史に与えた影響の大きさが分かります。
建物はもちろん現在も残っているので、九段下を訪れた際にはぜひ立ち寄ってみてください。ビートルズが実際にこの場所で演奏していたと思うだけで、ファンならテンションが爆上がりするはずです。
| 地名 | 日本武道館 |
|---|---|
| 住所 | 東京都千代田区北の丸公園2番3号 |
| 地図 | |
| アクセス | 東京メトロ東西線・半蔵門線、都営新宿線「九段下」2番出口より徒歩5分 |
| 公式HP/SNS | 公式ホームページ |
2.ザ・キャピトルホテル東急(旧 東京ヒルトンホテル)
2つ目は、「ザ・キャピトルホテル東急」です。
1966年にビートルズが来日した際、メンバー4人が宿泊したことで知られるホテルです。当時の名称は「東京ヒルトンホテル」でした。
来日中は警備が非常に厳しく、メンバーが自由に東京観光を楽しめるような状況ではありませんでした。そのため、日本滞在中の多くの時間を過ごした場所の一つが、このホテルです。
さらに、来日記者会見が行われたのもこちら。現在のホテルには、当時の会場をイメージした「メモリアルウォール」も残されています。
ホテル自体は建て替えられているため1966年当時の建物そのものではありませんが、ビートルズ来日の歴史を今に伝える場所です。
日本武道館と合わせて訪れると、1966年のビートルズ来日をよりリアルに感じられるでしょう。
| 地名 | ザ・キャピトルホテル東急(旧 東京ヒルトンホテル) |
|---|---|
| 住所 | 東京都千代田区永田町2-10-3 |
| 地図 | |
| アクセス | 東京メトロ千代田線「国会議事堂前駅」6番出口直結 東京メトロ南北線「溜池山王駅」6番出口直結 |
| 公式HP/SNS | 公式ホームページ |
3.樹の花
開店45周年を記念して、奇才・久原大河ガハクに依頼していた絵が届きました!!
(2024年内に間に合って良かった…)念願だった大河ガハクによるジョンとヨーコ!ファンの方なら判る小ネタもあれこれ仕込まれた素晴らしい出来栄えです。
この絵のポストカード(200円)も本日より販売します!ぜひ! pic.twitter.com/WTAftPbklO— Flor de cafe 樹の花 (@kinohana_ginza) December 23, 2024
3つ目は、銀座にある「樹の花」です。
こちらはビートルズ来日時ではなく、ジョン・レノンとオノ・ヨーコにゆかりのある喫茶店です。
1970年代後半に夫妻が実際に訪れたことで知られ、現在ではジョン・レノンファンの間で聖地の一つとなっています。
武道館のような大きな舞台ではありませんが、「ジョンが実際にここでコーヒーを飲んでいた」と想像できるのが、このお店の魅力です。
店内は昔ながらの喫茶店らしい落ち着いた雰囲気。銀座を歩き疲れた時に、ジョンの足跡を感じながらコーヒーを飲むという楽しみ方ができます。
現在も普通にカフェとして利用できるため、ビートルズやジョン・レノン好きなら一度は訪れてみてほしい場所です。
| 地名 | 樹の花 |
|---|---|
| 住所 | 東京都中央区銀座4-13-1 |
| 地図 | |
| アクセス | 東京メトロ日比谷線「銀座駅」から徒歩約7分 「東銀座駅」3番出口から徒歩約2分 |
| 公式HP/SNS | 公式Instagram |
4.軽井沢
4つ目は、「軽井沢」です。
ジョン・レノンとオノ・ヨーコ、そして息子のショーンが日本で穏やかな時間を過ごした場所として有名で、ジョン・レノンファンにとっては街そのものが聖地といってもいいでしょう。
ジョンは1977年から1979年にかけて、家族とともに夏を軽井沢で過ごしました。
なかでも有名なのが「万平ホテル」。ジョン一家が宿泊していたことで知られ、今なお多くのファンが訪れる場所となっています。
万平ホテルでジョン・レノンといえば「ロイヤルミルクティー」も外せません。ジョンが直伝とされており、ファン垂涎の一杯です。
さらに、ロイヤルミルクティーと一緒に楽しみたいのが、ジョンのお気に入りだったとされる、万平ホテル伝統の「アップルパイ」。たっぷりのリンゴを使った歴史ある人気メニューで、「万平ホテル カフェテラス」で宿泊客ではなくても楽しむことができます。
そして、軽井沢で忘れてはいけないのが旧軽井沢銀座にある「フランスベーカリー」です。ジョンが軽井沢滞在中に通っていたことで知られる老舗のパン屋さんで、自転車に乗ってパンを買いに来ていたというエピソードも残されています。
現在も旧軽井沢銀座で営業しているので、ジョンが過ごした軽井沢の日常を感じられる貴重なスポット。万平ホテルと合わせて訪れたい場所です。
さらに軽井沢には、カフェやレストラン、神社など、ジョン・レノンにまつわるスポットやエピソードが点在しています。特定の一か所だけではなく、街を歩きながらジョンの足跡を探してみるのも軽井沢ならではの楽しみ方です。
東京とはまったく違う、自然に囲まれた穏やかな空気を実際に感じると、「ジョンがなぜ軽井沢を気に入ったのか」が少し分かるような気がします。
一つの施設だけを見るのではなく、万平ホテルやフランスベーカリーなどを巡りながら、一日かけてジョン・レノンゆかりの軽井沢を楽しむのがおすすめです。
| 地名 | 万平ホテル |
|---|---|
| 住所 | 長野県北佐久郡軽井沢町軽井沢925 |
| 地図 | |
| アクセス | 「軽井沢駅」からタクシーで約5分 |
| 公式HP/SNS | 公式ホームページ |
5.ポール・マッカートニーゆかりの地
5つ目は、「ポール・マッカートニーゆかりの地」です。
最後は一つの場所ではなく、ポールが日本に残した足跡をまとめて紹介します。
まずは四ツ谷にあるフランス料理店「三國」です。一見すると「ビートルズと何の関係があるの?」と思うかもしれませんが、注目したいのは店内に大切に保管されているサインです。
三國氏は長年にわたり国内外の著名人を迎えてきた料理人。そのサインコレクションの中には、なんとポール・マッカートニーの直筆サインも残されています。
つまり、ビートルズのメンバー本人が日本で残した痕跡を、今も間近で感じられる場所の一つということです。
そして、ポール・マッカートニーにまつわる東京のスポットは、ここだけではありません。
1990年にソロとして来日した際には、世田谷にある「馬事公苑」を訪れ、当時の妻リンダと一緒に乗馬を楽しんだことが報じられています。馬事公苑自体はリニューアルしましたが、こちらもポールの日本での足跡を感じられる場所の一つです。
さらに同じ1990年の来日時には、文京区の旧・真砂小学校で植樹も行っています。その木はファンの間で「ポールの木」と呼ばれ、長年成長を続けてきました。
旧・真砂小学校はその後、旧・元町小学校との統合によって現在は「文京区立本郷小学校」となっています。ただし学校施設なので、聖地巡礼だからといって勝手に校内へ入るのは当然NG。気軽に見学できる観光スポットではない点には注意してください。
こうして見ると、ポールはライブ会場だけでなく、東京のさまざまな場所に足跡を残しています。三國をきっかけに、馬事公苑や「ポールの木」などを調べながら巡ってみるのも面白いでしょう。
料理店なので、武道館や軽井沢のように気軽に立ち寄るタイプの聖地ではありません。しかし、ビートルズ好きにとっては、ポールの直筆サインを見られるだけでも特別感があります。
ビートルズの聖地巡礼と最高峰のフレンチを一緒に楽しむ。そんな少し贅沢な締めくくりにぴったりの場所です。
| 店名 | 三國 |
|---|---|
| 住所 | 東京都新宿区若葉1-18-6 |
| 地図 | |
| アクセス | 「四ツ谷駅」から徒歩8分 |
| 営業時間 |
火・水・木・金 18:00 – 20:00 20:00 – 22:00 |
| 定休日 | 月・土・日 |
| 支払い方法 | 現金、カード |
| 公式HP/SNS | 三國シェフ公式Instagram |
※営業時間、定休日などは、各店舗の公式サイトで必ず最新情報をご確認ください。
まとめ
さて、いかがだったでしょうか?
今回は、日本にある「ビートルズの聖地」を厳選して紹介しました。
1966年の来日公演の舞台となった日本武道館をはじめ、メンバーが宿泊したホテル、ジョン・レノンが家族と過ごした軽井沢、そしてポール・マッカートニーゆかりのスポットまで、日本には今も彼らの足跡が数多く残されています。
ビートルズが好きな人なら、実際にその場所を訪れることで、曲を聴くだけでは味わえない特別な感覚を楽しめるはずです。
今回紹介した場所を参考に、ぜひ日本に残るビートルズの足跡を巡ってみてください。
それでは今回も最後までありがとうございました!
参考・出典
- ザ・キャピトルホテル 東急「彩りを添える芸術作品」(ビートルズ来日時の記者会見、メモリアルウォール)
- ザ・キャピトルホテル 東急「凛とした空気を生み出す篠田桃紅氏の作品」(1966年にビートルズが宿泊した際のエピソード)
- 万平ホテル「万平ホテルについて」(1977~1979年のジョン・レノン一家の滞在)
- フランスベーカリー 公式サイト(軽井沢・フランスベーカリーの店舗情報)
- GOETHE「三國清三」関連記事(三國に保管されているポール・マッカートニーの直筆サイン)
- FRIDAYデジタル「ポール・マッカートニー」関連記事(馬事公苑での乗馬、真砂小学校での植樹など)
- YOSHITERU.NET「ポールの木」関連記事(旧・真砂小学校に植樹された「ポールの木」について)
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