みなさんは腰痛やストレートネックに悩んでいませんか?
近頃これらに悩まされている人は、ますます増えています。
一方、予防やケアをおこなっている方はまだまだ少ない印象です。放っておいたら悪化する一途なので、是非ご自身の身体を気に掛けてあげましょう。
前後編に分けて、前半は『腰痛』、後半は『ストレートネック』を解説します。これらの記事を読むことで、症状の緩和、予防と対策を知ることができます。是非とも最後までお読みください!
身体の異変
最近の暮らしは、腰痛やストレートネックを引き起こしやすい生活様式だと言えます。
学校の座学、デスクワーク、食事など、あらゆるところで腰や首を痛めやすい原因があります。
また、スマホが普及してからはストレートネック、いわゆる”スマホ首”の人が急増しました。
この先もそういった生活様式がなくなることおそらくないので、ご自身でケアしていくしかありません。
ケアするのとしないとでは、何年、何十年先に差が大きく生まれるでしょう。
まずはできることからやっていけば良いと思います。
さて、ここからは腰と首に分けて、詳しく解説していきます。
腰痛
まずは「腰通」の基本を学びましょう。
人間である以上、腰の悩みは切っても切り離せないといっても過言ではありません。二足歩行という性質状、身体の中心に位置する腰にはどうしても負担がかかります。身体の中心が痛むと何をするにしてもしんどいので、しっかりケアしていきましょう。
主な原因
まずはじめに言いたいのが、「腰痛の原因は特定することは難しい」ということです。
「運動や労働で身体を酷使している」
「腰椎椎間板ヘルニア」
などは分かりやすいですが、ほとんどの場合は「おそらくこれかなぁ?」というレベルです。
とは言え、「日常の姿勢が悪ければ腰痛は発生しやすい」ということは確かなので、そこは十分気をつけましょう。
その他の原因の例は以下です。
・脊柱管狭窄症
・内臓系の病気(要注意)
・脊髄の病気
・妊娠
・筋疲労
・ストレス
・神経の障害
など様々あります。正直まだまだあります。
手術が必要な場合もありますので、気になる方は一度、病院で診てもらうのが良いでしょう。
今回は手術が必要ではなく、「自分でケアできる範囲内の腰痛」と仮定し、話を進めます。
対処、予防
ここからは、腰痛の対処と予防を見ていきましょう。
上記で腰は繊細だということはなんとなく分かったと思います。
姿勢だけではなく、血行が悪ったり、体幹が弱かったりしても腰痛は起こります。
※激しい痛みがある場合は行わないでください。
もむ、ほぐす
筋肉に疲労が溜まっていることが原因となっている腰痛の場合は、シンプルに揉んだり、ほぐしたりするのが有効です。
デスクワーク、アスリート、肉体労働の方は、腰に疲労が溜まりやすいので、この対策で方法で良くなるかもしれません。
具体的な例を挙げると、セルフケアをする時は、テニスボールを使います。テニスボールを地面に置き、腰にあて、圧迫してほぐしていきます。この他にも、ご自身でほぐせる方法を見つけられるといいですね。
※前方へ曲げると痛む方、のけぞると痛む方には適していません。
ストレッチ
体幹や脚の筋肉が硬くなっていると、身体が屈曲する際に余計な負担がかかります。
「硬い枝と柔らかい枝、どちらが簡単に曲げられますか?」
もちろん、後者ですよね。
それと同じで、身体に柔軟性があった方が腰への負担は軽減できます。
さて、代表的なストレッチを見ていきましょう。
・もも前のストレッチ
・もも後ろのストレッチ
・お尻周囲のストレッチ
・コブラのポーズ
以下の記事で体感トレーニングについて詳しく解説しています。
予防としての筋トレ
腰痛予防は柔軟性も大切ですが、筋力もあった方が良いです。筋力と言っても、腕の力や脚の力ではなく、主に体幹の筋力です。
同じ姿勢を長時間保とうとすると、もちろん筋力があった方が楽になりますからね。
ここでは、厳選種目をあげます。
・ヒップリフト
・ドローイン
・プランク
これらを継続してやることで、良い姿勢を保つことが楽になります。
ここまで対処・予防として、ほぐす、ストレッチ、筋トレをあげました。
これで全てが解決するわけではないですが、改善する方も多いはずです。
※強い痛みが伴う場合は中止してください。
まとめ
さて、いかがでしょうか?
前半戦は「腰痛」に関してしっかし知れたかと思います。正直、原因が分からないことも多い腰痛ですが、予防・対策をやっておいて損はありません。大きく分けたら3つですね。
姿勢の意識
ストレッチ
体幹トレーニング
これらを継続すれば効果は出るはずです。痛みが激しい場合は、中止しクリニックにいきましょう。
さて、続いては後半の『ストレートネック』に参りましょう!
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