休日の終わり際は、多くの方が気持ち的に下がってしまうことがあると思います。しかし、人生をその連続で終えてしまうのはもったいなくありませんか?
そこで今回は休日が終わりに近づいてくると憂鬱になってくる人へ向けて、その乗り越え方をお伝えしていきます。
最後まで読むときっと、ポジティブになるので是非ご覧ください。
さぁ早速参りましょう!
サザエさん症候群とは?
まずはここについて知っていきましょう。
“サザエさん症候群”とは、
「休日が終わりに差し掛かり、次の日の学校や仕事のことを考えて憂鬱になってしまうこと」
を言います。
俗称ではありますが、サザエさん症候群は本当に多くの日本人が共感する言葉だと思います。
Yahoo検索エンジンにて、「つらい時の乗り越え方」「幸せとは」など、いかにも悩みを抱えている人が検索しそうなワードが急増するのが、日曜の夕方6時以降のようです。これはYahooさんのビッグデータで明らかになっています。
まさに、『サザエさん』がやっている時間帯ですね。
『ちびまる子ちゃん』を見ている時間はまだ心に余裕があるけど、サザエさんが始まったぐらいでいよいよ憂鬱に感じるはじめるのでしょうか。
もうすぐ休みが終わっってしまう…
毎週こんなことを考える人生は楽しいですか?
否、ですよね。
『サザエさん』をモヤモヤしないでみられる人生を送りましょう!
サザエさん症候群チェック
休日の夕方以降をイメージして、一度チェックしてみて下さい。
憂鬱な気分になる
笑えなくなる
やる気が出ない
身体が重くなる
頭が痛くなる
胃が痛くなる
涙が出る
食欲がなくなる
いくつ当てはまったでしょうか?
程度が軽ければそこまでの問題はありません。この先、お伝えすることをすれば楽に乗り越えられると思います。
しかし、程度がキツイ場合、鬱病などのメンタル疾患の可能性もありますので、侮ってはいけません。気になるようであれば、メンタルクリニックで一度診てもらってもいいでしょう。
原因は何なの?
ご自身で分かっているのであれば、まだマシですが、
理由は分からないけど、憂鬱だなぁ
という方は、原因が分かっていないということなので黄色信号です。
そこを理解することで対策ができるので、原因を自覚することはとても大切です。
はじめに一つ言えることは、サザエさん症候群になる方は
「責任感が強い」
「何事もまじめに取り組む」
という方が多いです。もちろん悪いことではありませんが、もう少し楽な気持ちで捉えることも大切です。
主な原因
・人間関係
・ハードワーク
・大きなイベントがある
人間関係
心理学者のアドラーは
「人間の悩みは、全て対人関係の悩みである」
と言ったように、人間関係で悩んでいる方は本当に多いと思います。
特に関係がこじれているわけではないけど、「人と接すること自体がストレスとなっている」という場合は、非常に多いでしょう。
「学校や職場で人と会ったら、挨拶しなければいけない」
「同僚に気をつかって行動する」
など一見、小さい悩みもあると思います。
さらに、アドラー心理学によると、
「他者が存在するからこそ、他者との比較が成立する」
としています。つまり、比較対象があるからこそ、自分の見た目、年収、学歴などあらゆることを比べてしまうということです。
確かに、他者が存在しなければ、比較することはできないですからね。しかし、他者が存在しない世界なんてありえないですから、”ありき”で考えていくしかありません。
では、どうすればいいのか?
捉え方を変える
これにつきます。あとで詳しく解説しますが、簡単にいうと主観でポジティブに捉えていけば良いだけの話です。
「挨拶しなければいけない」のではなく、「自分のテンションを上げるために挨拶する」というような発想の転換をします。
いつもポジティブな人は、そもそもフォーカスするところが違うのです。
ハードワーク
仕事量が多い、内容がハードなど、体力的にキツイ場合もあると思います。
仕事ではなくても、「部活の練習がキツすぎる」などもあるでしょう。
体力的にキツイだけでなく、精神的にもキツくなるので、要注意です。
大きなイベントがある
資格試験、入試、大きなイベントがあると、どうしても気が気でない状態が続くでしょう。
サザエさん症候群というより、「24/7」で気がかりになると思います。
これはこれで原因なので、しっかり準備することが大切です。
さぁ、乗り越えよう!
さて、ここからが物語の肝、サザエさん症候群の乗り換え方をご紹介します。
ここを実践できれば、「脱・サザエさん症候群」が完了するので、
捉え方を変える
運動をする
好きなことをしこたまする
捉え方を変える
いくつか挙げますが、これが最もシンプルで大切な方法だと僕は思います。
これができたら苦労しないよ
という方もたくさんいるでしょう。
でも、それを言っている時点で諦めてませんか?
誰も「100mを9秒台で走れ!」みたいなことは言っていません。
世の中には、物事をポジティブに捉えられている人が大勢います。当たり前のように存在しています。こういった当たり前の様なことを馬鹿にしないのが、本当に大切です。
きっとあなたにもできます!
一見、ネガティブなことでも、捉え方次第でポジティブに捉えることができます。
例えば、ボクシングの村田諒太選手はロンドンオリンピックの時、日本人がミドル級で金メダルを獲るのは無理と言われていたことに対して、
「日本人が無理とは言われていたが、村田諒太が無理とは言われていない」
と考えていました。その結果、本当に金メダルを獲得しました。
これは例えとして大袈裟かもしれませんが、今一度、ご自身の捉え方の一つ一つを見つめ直して下さい。
そうすることで、どんな時にネガティブな発想をしているかを自覚できます。その様な時に、発想の転換をする癖をつけていきましょう。それを繰り返すことでいつしかポジティブシンキングが身に染み付きます。
また、ポジティブな発想を持つ人を身近なところにおけば、その考え方が伝染しやすいので非常にオススメです。
運動をする
運動はあらゆる悩みを解決してくれます。
以前の記事でもご紹介しましたが、『脳を鍛えるには運動をしなさい』という書籍があります。
その中で、
「運動をすることで”ドーパミン”や”セロトニン”が放出され、心の状態が安定する」
ということを書かれています。運動がポジティブシンキングを促し、幸福感がでたり、鬱症状の改善などにもつながるということです。
ただ身体機能を鍛えるための運動というだけではなく、脳も鍛えることができるというのが、今の常識となりつつあります。
好きなことをしこたまする
ご自身の趣味、好きなこと、好きな人など何でも良いです。とにかく、心の底から楽しい、夢中になることをやりましょう。
もちろん、休日だけという縛りはありませんが、休日は時間が多く確保できる分、より没頭できるはずです。
大切なのは「現実逃避としてやる」というより、人生をただただ楽しむためやるという風に考えることです。
好きなことをやって充実した時間を送ると、ポジティブなイメージをしやすくなるので、捉え方も徐々に変化してくるでしょう。
注意点
最後に注意点をいくつか挙げておきます。
ここも大切なので、しっかり読んでください。
・ダラダラしすぎない
・ブラックからは距離を置こう
・抱え込みすぎず、メンタルクリニックへ
ダラダラしすぎない
「休日ぐらいは、ゆっくり寝たり、ダラダラ過ごしたい」
という方は多くいるでしょう。多少は仕方ないとしても、一日中ダラダラしたり、寝過ぎたりすると、リズムが狂ってしまいます。そうなると平日になってから戻すのが大変なので、疲れが溜まりやすくなり、悪循環に陥ります。
だから、趣味がインドア系の人でも、少しは太陽の光を浴びつつ散歩するなど、1日1回は外出する方が良いです。
ブラックからは距離を置こう
仕事でも学校でも、明らかにご自身の許容範囲を超えるようなタスクを課される場合は、距離を置くことも考えましょう。
キツイ時はどうしても視野が狭くなりますが、そういう時こそ広い視野で考えていきます。
心のどこかに余裕を持ち、追い込まれすぎないようにしましょう。
世の中、正解は一つではありません。自分が楽しめる環境なんていくらでもあります。だから、無理矢理、苦しい状況に身を起き続ける必要はありません。
だから、どうしてもツライ時は、思い切ってブラックな環境からは距離をとりましょう。選択肢はたくさんあります。
あなたを受け入れてくれる、コミュニティーはたくさんありますよ。
抱え込みすぎず、メンタルクリニックへ
先にもお伝えしましたが、真面目な人ほど抱え込みやすく、鬱症状などになりやすいです。
ブラックから距離を置くのも大切ですが、それだけでは解消されないことがあります。精神的に優れない日々が続く場合は、迷わずメンタルクリニックへいきましょう。
何も恥ずかしいことはありません。悩んでいる人はたくさんいます。
せっかくの人生を楽しむために、悩みは解消しましょう!
まとめ
さて、いかがでしょうか?
今回は「脱・サザエさん症候群」ということで、乗り越え方から、注意点まで解説してきました。
まとめると
捉え方を変える
運動をする
好きなことをしこたまする
ポジティブな人と付き合う
心に余裕を持ち、抱え込みすぎない
以上、実践していけば、
サザエさんってこんなに面白いアニメだったのか
と思うはずです。それでは皆様がこうなることを期待しつつ、今回は締めさせていただきます。
今回も最後までありがとうございました。
関連として、次の記事もオススメです。
運動がいかに脳にプラスなのかを解説しています。
【必読】『脳を鍛えるには運動しかない』の解説【文武両道は正解】
参考
・ヤフー・データソリューション『「サザエさん症候群」は悩みを的確に表したすごい言葉だった』