今回は知らないままだと損すると言っても過言ではないトレーニングのメリットをご紹介します。
なんとなくやるより、メリットを理解したうえでやる方が、やる気アップで、モチベーションも維持しやすいと思います。
トレーニングをまだしてない方も、すでにしている方も、この機会に学んでやる気アップに繋がれば嬉しいです。
目次
筋肉がつく
いきなり当たり前のことを言ってすみません。
トレーニングをして筋肉がつくのは当然ですが、ここでは筋肉が増えることで、日常生活にどんな良い影響を与えるかを言います。
まず長時間歩くことや、階段の昇降がすごく楽になります。
はっきりいって、階段のぼるのはイヤ
「エスカレーターがあるのに、なんであの人は階段使っているの?」
なんて思ったことありませんか?
普段からトレーニングをしている人にとって、階段をスタスタのぼっていくぐらい平気なんです。
むしろそういう人たちは、階段の昇降を好んでいたりもします。
日常とトレーニングを融合させるのも良い方法かなと思います。
実際、階段昇降はかなり良いトレーニングになりますよ!
筋肉と年齢の関係
人は誰しも、年齢を重ねると筋肉は衰えていきます。
それは抗えない事実です。
何もトレーニングをせずに身体が衰えていくと、ケガや病気のリスクが上がります。
なので多少なりともトレーニングはしておくべきでしょう。
筋肉は何歳になっても成長すると言われていますので、いつからはじめてもOKです。
「今更やっても…」考えなくて大丈夫ですよ。
年齢を重ねるごとに、筋肉がつく限界値は下がりますが、その年齢なりに筋肉はついてくれるというわけです。
もっと言えば、若い時にトレーニングをしていなかった人が、40歳すぎて真剣にトレーニングを開始したら、若い頃より筋肉量を多くすることは十分に可能です。
ダウンタウンの松本人志さんも凄いですよね。
昔は細身だったんですが、40半ばからトレーニングを始めて、あそこまで成長しています。
年齢を重ねてからでも筋肉はつくということを証明してくれています。
しかも、その筋肉を笑いに変えているというのが流石です。
太りにくくなる
最近では、テレビや本などでこのことはよく聞くと思います。
筋トレをして太りにくくなるとはどう言うことか。
トレーニングする時に身体を動かすから太らないんだよね。
運動量が増えるから、太らないのは当たり前でしょ。
筋トレに詳しくない方は、このように考える方も多いはずです。
この考えは100%の間違いではないですが、本質とは違います。
太りにくくなる理由とは、
筋肉量が増えることで、基礎代謝量もアップするから。
基礎代謝量とは人間が生きていくために最低限必要なエネルギー量のことです。
具体的には、心臓など内臓を動かしたり、呼吸したりするのに使うエネルギーです。
つまり、筋肉が増えれば、いつもと同じ行動をしていても、カロリー消費量がアップするのです。
その結果、太りにくくなるのであります。
詳しくみていきましょう。
筋肉は1kgあたり13kcalを消費するとされています。
ただし、筋トレによる除脂肪体重1kgの増加ごとに、基礎代謝量は50kcalほど増えるという研究があります。
※除脂肪体重とは、体重から体脂肪を除いた重さ。筋肉や内臓、神経、骨などの合計体重。
研究により、結果にばらつきはあるみたいですが、どうやら少なくとも13kcalよりは多く消費するようです。
この理由は正確には分かっていませんが、どうやら筋肉量増加によるホルモン分泌の増加などが関係しているようです。
上の通り、一日の消費が50kcal増加するとして計算をしてみましょう。
50kcal×30日×12ヶ月=18000kcal
一年で18000kcalも増加する計算になります。
体脂肪1kgがおよそ7200kcalとされていますので、
18000kcal÷7200=2.5kg
脂肪が2.5kg減ると考えると、かなりインパクトありますよね。
筋肉があるとないとでは、こんなにも差が生まれます。
毎日500円、年間にすると18万円が口座に入ってくるとしたらお得感ありますよね。
良い姿勢がキープできる
「筋肉がつく」とも共通していますが、姿勢を良くするのは非常に大切です。
最近では、若い人でも、猫背や反り腰、ストレートネックになっている人は多いと思います。
若い頃は多少姿勢が悪いからといって、そこまで気にしないかもしれませんが、後のことを考えてください。
年齢を重ねると、筋肉が衰え、支えが弱くなるので、さらに悪化してしまいます。
特に、デスクワークなど日常的に座ることが多い方は要注意です。
その解消を筋トレが一役買ってくれます。
背中や腹部など、コア部分の筋トレをすることで、良い姿勢をキープするのが楽になります。
僕の所感では、姿勢が良い人は何かしらトレーニングをしている方が多いです。
トレーニングと併せてストレッチや普段からの意識も大切なので、筋トレだけしておけば万事OKではありませんが、トレーニングが役立つことは確かです。
幸せホルモン「セロトニン」「ドーパミン」の分泌
トレーニングをすると「セロトニン」「ドーパミン」「ノルアドレナリン」「成長ホルモン」「テストステロン」など様々なホルモンが分泌されます。
このホルモンの話はすごく深いトピックなので、語り出すとかなり長くなってしまい、肝が掴みづらくなると思います。
ですので、今回は「セロトニン」と「ドーパミン」に絞ってざっくり話していきます。
セロトニン
セロトニンは幸せホルモンとも呼ばれており、心の安定をもたらし、幸福感を感じると言われています。
また、睡眠の質を向上させてくれます。
単純に、トレーニングで疲れたからぐっすり寝れるだけではなく、そこにもセロトニンが関係しているのです。
セロトニンは、睡眠の鍵となる「メラトニン」という物質の原料となっています。
メラトニンは体内時計を司っているので、不足していれば体内時計が狂ってしまいます。
日中に強い睡魔に襲われたり、夜に寝付けなかったりする方は、メラトニンが不足していることが原因かもしれません。
つまり、セロトニンが満たされていれば、メラトニンが十分つくられて、安眠にもつながるということです。
絞って話をしていくはずだったのに、少し深く言いすぎました。
まとめると、セロトニンの十分な分泌は、メンタルコントロールができるようになり、睡眠の質の向上にも一役買ってくれると言うことです。
ドーパミン
ドーパミンも幸せホルモンと呼ばれることがあります。
目標を達成したり、新しいことにチャレンジしたり、好きなことをすることで出るホルモンです。
このドーパミンがトレーニングをすることでも分泌されます。
トレーニング後になんかスッキリしたという経験はありませんか?
それはドーパミンの効用です。
幸せホルモンというぐらいですから、ポジティブになったり、楽しくなったりします。
集中力もアップするとされています。
トレーニングが日常生活の質も上げてくれるということです。
しかし、ドーパミンの過剰な分泌は、依存症になる可能性があります。
ギャンブル依存症、アルコール依存症などはこれが原因だと言われています。
ドーパミンの過剰分泌で「快」の部分が頭から離れなくなるからです。
こうなることは避けたいですよね
そこで、この過剰分泌を制御してくれるのは、何を隠そう「セロトニン」です。
セロトニンがドーパミンの過剰をコントロールしてくれるので、問題は解消されます。
トレーニングにより「セロトニン」「ドーパミン」が出るのでバランスが保てます。
人間の身体は本当によくできていますね。
まとめ
今回はトレーニングがもたらすメリットについて、あげてきました。
こうして見ると、トレーニングはただ筋肉や身体に良いというだけではなくて、日常のあらゆる場面でもメリットをもたらしてくれそうですね。
何年、何十年先のことを考えると、少しの時間でもトレーニングに時間を割いた人とそうでない人と比べると、かなりの差が生まれてきそうです。
僕も現状に満足せず、日々精進していきます。
最後までありがとうございました。
オススメ関連記事
以下の記事では、トレーニングによって脳まで鍛えられることについて解説しています。
【必読】『脳を鍛えるには運動しかない』の解説【文武両道は正解】