今回はここ数年の成長が著しい24時間スポーツジムを取り上げます。
もちろん世田谷区内にも続々と店舗が増加してきております。
特に『chocoZAP』の勢いは凄まじい!「家の近くにできた」という人も多いのではないでしょうか。
とはいえ、どのジムに行こう迷うはずです。この記事を読めば、各ジムの現実が分かりますよ!
今回はそんなチョコザップをはじめ、『JOY fIT』、『ANYTIME FITNESS』、『カーブス』についても解説します。
カーブス以外は会員になったことがある僕が説明するのでリアリティはあるはずです。それぞれ特徴があるので、人によってどのジムを選ぶべきなのかは変わります。ですので、しっかり読んでご自身にマッチしているジムを選びましょう!
※営業時間、定休日などは異なる場合があります。
1.世田谷区内の店舗数ランキング
まずは世田谷区にはどのジムが多いのかを知っておきましょう。
自宅のそばにはなくても、職場の近くの駅や乗り換えの駅にはあるかも知れません。
世田谷区内の店舗数
- 1位 chocoZAP(16店舗、全国約1500店舗)
- 2位 カーブス(15店舗、全国約2000店舗)
- 3位 ANYTIME FITNESS(10店舗、全国約1100店舗)
- 4位 JOY fIT24(7店舗、全国約210店舗)
1位はやはりchocoZAPでした。16店舗(7月オープンの店舗を含む)ですが、2022年から事業が始まったにしては、まさに急拡大と言えます。
2位はカーブスです。全国の店舗数を見ると納得の順位ですね。
3位はANYTIME FITNESSとなりました。外資系で、日本においては24時間ジムの先駆けとなりました。さすがの多さですが、チョコザップの急拡大による影響が内部では出ているはずです。
4位はJOY fIT24でした。一番の競合はエニタイムだと思いますが、こちらもチョコザップの店舗数が伸びてきた煽りを受けているでしょう。現在は「FIT365」というチョコザップに似たコンセプトの店舗を拡大しているようです。後で詳しく説明します。
さて続いては、ジムごとの特徴、メリットやデメリットを説明していきます。
2.chocoZAP
まずはチョコザップから見ていきましょう。
ライザップのガチ感とは真逆の存在です。CMで謳っているように、本当にスーツで筋トレしている人やエステだけやりに来ている人がたくさんいます。筋トレ1種目だけして5分で帰る人もザラです。
フィットネスジムとして良いか悪いかはひとまず置いといて、もはやどんな人でも会員に価値が出てきているジム、それがチョコザップです。
どういうことか、見ていきましょう。
メリット
- ・月額2980円(税込3278円)
- ・ガチ勢がいない
- ・普段着、いつもの靴で運動できる
- ・エステや脱毛など独自のサービスも無料
・月額2980円(税込3278円)
運動ライト層であればこれに尽きると思います。
今までエニタイムやジョイフィットの会員だったが、あまり通えていなかった人たちは、軒並み移籍したかも知れませんね。
あと今までフィットネスジムに通ったことがなかった人たちの心理的ハードルを大きく下げた立役者とも言えます。
・ガチ勢がいない
ライト層にとっては、これもすごく大事だと思います。
みんな同じようなラインに立っているので、気軽に通うことができます。
・普段着、いつもの靴で運動できる
他のジムが室内シューズに履き替えなければならないのに対し、チョコザップではそのままのシューズで運動を行えます。
実際始めてみると、シューズを持ち歩かなくていいのは、とても快適だと感じるでしょう。
・エステや脱毛など独自のサービスも無料
チョコザップの最大の特徴はコレかもしれません。
店舗によりサービスの種類は異なりますが、様々な恩恵があります。
店舗により異なるとはいえ、入会すればどこの店舗を利用してもいいので、「今日はマッサージしたいからこの店舗いこう」などができちゃうのです。
今提供しているサービスは以下のようです。
- ・セルフエステ
- ・セルフ脱毛
- ・セルフネイル
- ・セルフホワイトニング
- ・デスクバイク
- ・マッサージチェア
- ・ランドリー
- ・ピラティス
- ・カラオケ
- ・ドリンクバー
- ・セルフフォト
- ・ゴルフ
- ・医療連携
凄まじい多さですよね。これからもサービスの種類はますます多様化するはずです。
もはや運動しない人が会員登録しても良いレベルです。
デメリット
- ・マシンが少ない
- ・常駐スタッフがいない
- ・汚れが目立つときがある
- ・メンテナンスが滞りがち
・マシンが少ない
マシンの数は本当に最小限です。細かい部位を鍛えるマシンは置いていません。
もちろんダンベルやバーベルが一才ありません。それゆえにほとんどがライト層となっています。
・常駐スタッフがいない
初心者の人は少し不安な部分もあると思います。しかし、スタッフがいないからこそ気軽に通えるという側面もなきにしもあらずです。
入会時に登録するアプリで、マシンの使い方はしっかり閲覧できるので、そこまで心配はいらないかもしれません。
・汚れが目立つときがある
清掃の人が巡回していますが、毎日巡回しているかは不明です。
どこのジムも同じですが、マナーは守るようにしましょう。そうすれば、多少は防ぐことができるはずです。
・メンテナンスが滞りがち
マシンが壊れている場合、修理されるまで若干時間を要することもあるようです。
鍛えられなかった部位は、致し方ありません。自分で補強しましょう。
3.ANYTIME FITNESS
まずはチョコザップから見ていきましょう。
ライザップのガチ感とは真逆の存在です。CMで謳っているように、本当にスーツで筋トレしている人やエステだけやりに来ている人がたくさんいます。筋トレ1種目だけして5分で帰る人もザラです。
フィットネスジムとして良いか悪いかはひとまず置いといて、もはやどんな人でも会員に価値が出てきているジム、それがチョコザップです。
どういうことか、見ていきましょう。
メリット
- ・フリーウェイト、マシンが充実
- ・世界中の店舗が使える
- ・シャワーがある
- ・スタッフがいる
フリーウェイト、マシンが充実
どの店舗もフリーウェイトはもちろんのこと、マシンも一通り揃っています。筋トレに段々と慣れてきたら、フリーウェイトもしたくなるし、より細かい筋肉も鍛えたくなりますからね。
ランニングマシーン(トレッドミル)やバイクなども、チョコザップより多くあります。だから、有酸素運動で順番待ちをすることはそんなにないかと思いますよ。
世界中の店舗が使える
これは世界規模のジムならではのメリットですね。なんと約5000店舗あります。
出張が多い人は大いに助かるかもしれません。
もちろん国内の店舗も利用可能なので、気分転換にたまに違う店舗に行くということも可能です。
シャワーがある
もちろんシャワー完備なので、仕事前にトレーニングして、シャワー浴びて出勤というのも可能です。
朝トレの需要も高まっているので、バッチリですね。
スタッフがいる
初心者の方はより安心できるでしょう。マシンの使い方が分からなければ教えてもらえますし、運動に関するちょっとした疑問にも答えてくれます。施設内の清潔感も常に一定に保てるのも嬉しいですね。
有料ですがマンツーマントレーニングも実施しているので、一人ではやるのが不安という方はプロにしっかりと教えてもらえますよ。
デメリット
- ・ガチ勢が少し増加
- ・月額が少し高い
- ・店舗が少し少ない
ガチ勢が少し増加
メリットでありデメリットでもありますが、昨今のトレーニングブームによって、徐々にガチ勢も増加しているのは事実です。
とはいえ、ゴールドジムやトータルワークアウトみたいな雰囲気ではありません。初心者から中級者くらいまで、幅広い層に受け入れられてると思ってください。トレッドミルでウォーキングだけしにくる人もたくさんいます。
また、それなりにしっかりとしたウェイトトレーニングをしたい人たちも、同じような人がたくさんいらっしゃるので、気兼ねなくガチめのトレーニングができるでしょう。一人だけガチだったら、気まずいですからね(笑)
月額が少し高い
エニタイムの価格帯で、「高い」という日がくるなんて自分でも少し驚きです。
しかし、あくまでチョコザップと比較した場合です。これだけしっかり設備が揃って、この価格は実現しているのは十分安いです。
一つ注意点としては、入会する店舗により月額が異なります。
例えば、千歳烏山店は「月額7920円」ですが、「三軒茶屋店では8778円」です。
だからと言って、安い店で入会したらいいと言うわけではありません!メインで通う店舗の料金が適応されるシステムなので、入会だけ安い店でしてもダメということです。詳しくは規約を確認しましょう。
店舗が少し少ない
世田谷区内に現在10店舗です。こちらもチョコザップと比較した場合です。
10年以上前、ジムと言ったらプール付きジムが当たり前だった時代に比べると、圧倒的に店舗数は多いです。
4.JOY fIT
続いては、ジョイフィットです。
ジョイフィットはエニタイムと料金や設備が似ているので、選ぶのが少し難しいかもしれません。
最も重要なポイントは「どちらがご自身にとって通いやすい場所にあるか」ということです。
運動は習慣化のためにも最低でも週2回は通ったほうがいいので、通いやすさは本当に超重要です。最初の一ヶ月くらいはモチベーションが高いから良いかもしれませんが、そのモチベーションがなかなか続かないのも現実です。
モチベーションが下がっている自分を想像して、それでも尚、通えそうな場所にあるジムを選びましょう!
メリット
- ・フリーウェイト、マシンが充実
- ・世界中の店舗が使える
- ・シャワーがある
- ・スタッフがいる
フリーウェイト、マシンが充実
ジョイフィットは先述した通り、エニタイムと似ていますが、違うポイントがもちろんあります。
エニタイムは画一化された設備で、どの店舗も割と同じですが、ジョイフィットはフリーウェイトに力を入れている店舗や他の店舗ではあまり見かけないHammer Strength製のマシンが置いてあったりと特徴が様々です。
気分転換にも良いし、店舗によってはガチ勢も満足できるでしょう。
シャワーがある
エニタイムと同じくですが、もちろんシャワー完備なので、仕事前にトレーニングして、シャワー浴びて出勤というのも可能です。
朝トレの需要も高まっているので、バッチリですね。
また巷でブームになっている、サウナがある(経堂店)店舗もありますよ!
スタッフがいる
初心者の方はより安心できるでしょう。マシンの使い方が分からなければ教えてもらえますし、運動に関するちょっとした疑問にも答えてくれます。施設内の清潔感も常に一定に保てるのも嬉しいですね。
有料ですがマンツーマントレーニングも実施しているので、一人ではやるのが不安という方はプロにしっかりと教えてもらえますよ。
デメリット
- ・ガチ勢が少し増加
- ・月額が少し高い
- ・店舗が少し少ない
ガチ勢が少し増加
メリットでありデメリットでもありますが、昨今のトレーニングブームによって、徐々にガチ勢も増加しているのは事実です。
とはいえ、ゴールドジムやトータルワークアウトみたいな雰囲気ではありません。初心者から中級者くらいまで、幅広い層に支持されていると思ってください。トレッドミルでウォーキングだけしにくる人もたくさんいます。
また、それなりにしっかりとしたウェイトトレーニングをしたい人たちも、同じような人がたくさんいらっしゃるので、気兼ねなくガチめのトレーニングができるでしょう。一人だけガチだったら、気まずいですからね(笑)
月額が少し高い
エニタイムと同じですね。この価格帯で、「高い」という日がくるなんて自分でも少し驚きです。
しかし、あくまでチョコザップと比較した場合です。これだけしっかり設備が揃って、この価格は実現しているのは十分安いです。
一つ注意点としては、入会する店舗により月額が異なります。
例えば、上馬店は「8288円(税込)」ですが、経堂店では「9350円(税込)」です。
ちなみに、世田谷区内では尾山台店だけは独自の料金プランがあるようで、尾山台店のみ使う人であれば「4378円(税込)」という低価格を実現しています。お近くの方はお得ですね!
店舗が少し少ない
ジョイフィットはエニタイムよりさらに店舗数が少なく、世田谷区内に現在7店舗です。
ただ駅近の店舗が多いので、その点はいいと思います。
5.カーブス
最後はカーブスです。
今までご紹介したフィットネスジムとはターゲットの客層が全く違います。
まず女性専用です。また24時間でもありません。今回の並びでカーブスを入れたのに違和感があるかもしれませんが、このようなジムを求めている人も確実にいるので、比較してみると非常に興味深いです。
どういうことか、見ていきましょう。
メリット
- ・主婦層が通いやすい
- ・トレーナーがしっかり指導
- ・30分で効率いい運動
- ・料金が安い
主婦層が通いやすい
カーブスは女性専用なうえに、営業時間が10:00〜19:00(13:00-15:00はクローズ、日曜休み)です。
つまり、お客さんはほとんどが主婦層なのです。
だから変に気を遣ったりしなくて済みますし、大人のサークルみたいな感じで楽しめそうですね!
トレーナーがしっかり指導
このような客層の人が最も気にすることは、「ちゃんと運動できるかどうか」でしょう。
その点、カーブスは非常に安心です。常にスタッフが目に届くところにいるので、何かあればすぐに手助けしてくれます。またトレーナーもよそよそしい感じではなく、お客さんを名前で呼んだり初心者にも優しく教えてくれるので、人との繋がりを感じたい層に非常にささるジムです。
今まで全く運動をしてこなかった人でも、安心して通える環境だといえますね。
30分で効率いい運動
初心者の方は、ジムにいっても「何をすれば分からない」とか、「ちょっとサボりたい」みたいなこともあるでしょう。
カーブスは「30分のサーキットトレーニングをするだけ」と決まっているので無駄なことを考えないで済みます。
これが運動を継続するにあたり、本当に大切なことです。人は判断することが多いと脳が疲労してしまうので、カーブスのやり方は理にかなっています。スティーブ・ジョブズが毎日同じ服を着るのと理屈は同様ですね。
料金が安い
カーブスの月額は6820円〜7920円です。
チョコザップの安さにはかないませんが、エニタイムやジョイフィットと比較すると安くなる場合が多いでしょう。
デメリット
- ・一人でひっそりトレーニングできない
- ・月会費以上に料金がかかる可能性がある
- ・細マッチョの男性を見れない
- ・メンテナンスが滞りがち
一人でひっそりトレーニングできない
カーブスという一つのコミュニティーなので、人との繋がりを大切にしています。正直、ひっそりとやることはできません。
繋がりを求めている人にとっては、非常に適したジムだと思います。
月会費以上に料金がかかる可能性がある
カーブスの本質は”営業”です。これはどういうことか説明します。
まず、カーブスがニューオープンする時には、スタッフは駅でビラを配り、直接話しかけることで会員を集めていきます。
その方法は非常に理にかなっていて、ターゲット層はインターネットをあまり使わない人たちです。だから直接声をかけるのが、初期のお客さん集めにおいてベストなのです。ある程度お客さんが集まれば、あとは主婦のコミュニティーの強さで、知り合いを連れてきてくれます。
では、月会費以上にお金がかかるとはどういうことか?
先ほどの言ったように、営業の会社です。最も話を聞くのはプロテインの販売です。
トレーニングをすると、タンパク質の摂取量を増やした方がいいのは確かです。トレーニーは食事から摂取するより手軽だから、プロテインの摂取は当たり前とも言えます。しかし、なんと言ってもお客さんは主婦層なので、そこまで求めていない人は多くいるはずです。そのあたりの営業を鬱陶しく感じるのであれば、はっきり言ってカーブスはおすすめできません!
フランチャイズ経営のジムなので、営業に力が入るのはなんとなく理解できますよね。
細マッチョの男性を見れない
半分ジョークですけど、半分はマジです。それがジムに行くモチベーションの一つになっている、という声もよく聞きます。
自分の身体を鍛えるというのは大前提ですが、ハツラツとした男性の姿を街中で見れることはあまりないと思うので、モチベーションになるのは理解できます。もちろん男性がいない方が安心という人は、カーブスではなくても女性専用のフィットネスジムに行くのもいいと思います。
6.まとめ
さて、いかがだったでしょうか?
今回は世田谷区にあるフィットネスジムをメリット・デメリットをお伝えしました。
自宅の場所、料金、目的など様々な検討要素があるので、よーく考えて決めましょう。
もしご自身に合わなければ、すぐに変えてもいいと思いますしね。実際に僕も色々試してきましたので。
それでは今回も最後までありがとうございました!
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